画像編集で有名なソフトの「Photoshop(フォトショップ)」。
ネットショップやフリマサイトなどで商品の販売をする時、画像はとても大事です。
フォトショップがあれば、文字を入れたり画像のサイズを変更したりと幅広く活用が出来ます。
最近のiPhoneやスマホのアプリでも似たような物がありますが、どうしても限界があってフォトショップには機能面で劣ります。
使用するにはフォトショップを提供しているAdobe(アドビ)との契約が別途必要になります。
「フォトプラン」であれば月々定価 1,078 円から利用する事が出来ます。
今回、タイトルにもあった「生成AI機能」ですが既にAdobeと契約している人でも知らない人がいると思います。
それもそのはずで通常のソフトであるAdobe Photoshop 2023には搭載されていない機能になります。
生成AI機能については現在テスト段階で「Photoshop Beta版」でのみ提供されています。Adobe Photoshop 2023も搭載されました。
Photoshop Beta版のインストール
「Photoshop Beta版」はリリース前の機能などを試すのにAdobeユーザーを対象に無償で提供されているソフトになります。
Beta版でも通常の機能はもちろん使う事が出来ます。
ダウンロードは「Adobe Creative Cloud」の左メニュー、ベータ版アプリからダウンロードする事が出来ます。
使ってみる
生成AI機能の使い方も非常に簡単です。
選択範囲を作成すると下の部分に「生体塗りつぶし」の項目が追加されています。
「生体塗りつぶし」ボタンを押すと下記の様に入力欄が出てきます。
何も入力せずに「生成」ボタンを押すと、選択範囲の周囲に合わせて塗りつぶしをしてくれます。
今回は試しに「猫」と打ち込んで生成ボタンを押します。
少しクシャっとなっていますが、猫が生成されました。
またプロパティが追加され、生成テキストの編集やバリエーションを選べるようになっています。
テキストの再編集やバリエーションを選べるのはとても便利です。
また同じ内容で「生成」ボタンを押すとさらにバリエーションが増えます。
これはかなり画期的な機能の様に思います。現在はまだBeta版の為、商用利用は出来ないとの事ですが通常版に実装されれば商用利用も可能になります。公式版で実装され、商用利用も可能になりました。
今まで画像の編集・加工に自信の無かった人も様々な仕事に参入し易くなったり、簡単に画像に不足している要素を追加する事が出来るのでフォトショップを使った業界も変化がありそうです。
生成機能は何より凄いのは、今までの「コンテンツ塗りつぶし」とは全く別物になります。
何も持っていない手の画像に物を持たせたり、描いたイラストの不足している部分をAIが変わりに描いてくれる。
体感になりますが、精度もそれなりに高い感じがしました。
Photoshop Beta版の生成機能は「Adobe Firefly」を組み込んでいます。
応用・活用すると文字に模様を描いたりなど幅が広がる気がします。
バナーにしても画像制作に数分も数時間も掛かっていた物が数秒で出来てしまうような時代が来るかもしれません。
ほんと画期的な機能で通常版のリリースが待ち遠しいです。正式版でもリリースされ、商用利用も出来ます。
ぜひ使ってみてください。
コメント